マカオ!弾丸半日観光
船旅を経てマカオに到着!マカオの船着きターミナルに到着後、換金をしてここから約半日のマカオ弾丸ツアーの始まりです。まず初めにバスに乗って聖ポール天主堂跡を目指しました。バスの乗り場についたもののどこへ行きのバスに乗ればよいのか分からずに来たバスにとりあえず乗車しました。バス内でスマートフォンで現在地を把握しつつ、信号で止まったタイミングで近くまで来たなと思ったら運転手さんに聖ポール天主堂跡の写真を見せました。そしたらしばらくして降りるタイミングを教えてくれました。お金を払おうと思ったのですが、換金後初めて使うタイミングだったので、一番大きいお札一枚しか持っておらず、運転手さんに見せると笑いながら代金はいらないと言われました。さすが、カジノで潤っている国は運転手さんも心が広いといきなり驚愕。公共料金なのに払わなくていいはずがない。。。マカオの国の財力を感じた瞬間でした。
まず、バスを降りて飛び込んできた光景がセドナでした。ガイドブックで見ていた光景が目の前に広がっている感動はやはりリアルで見た人にしかわからないなと思います。朝から何も食べていなかったのでとりあえず腹ごしらえと思い、エッグタルトを購入しました。エッグタルトは売店やお土産売り場など、正直どこでも売っているという印象でした。出来立てだったようで温かくとても柔らかかったです。甘さは控えめで、ぺろりと2つ間食しました。ここまでとても順調。食べたかったエッグタルトにセドナ、後はこのマカオへ来た一番の目的地でもある聖ポール天守堂跡を見られれば満足!ということで近いので徒歩で向かいます。
10分ほど歩くと聖ポール天主堂跡が見えてきました。大きい!そして薄っぺらい!すごいバランスで立っていると思いませんか、皆さん。支えもなくてこんなに薄っぺらくて大丈夫なのかと心配になりつつも、周りをぐるぐるしながら写真撮影。世界遺産と聞くと、余計にすごいもののように感じました。聖ポール天主堂は1835年に火事によって崩壊し、現在の正面部分のみが残った形となり今に受け継がれています。マカオに到着して1時間ほどで見たかったところと食べたかった目的を終えてしまいました。
近くで見ると大迫力!
裏にもまわってみました!
その後周りの観光客たちが近くにあるモンテの砦という高台へ向かっていたので、私も登ってみました。これが結構な急斜面と階段の数。若くて良かった(当時23歳)。高台に登ると眼下に聖ポール天主堂跡とグランドリスボアが見えました。グランドリスボアも中には入りませんでしたが、マカオ散策中いろんなところから見えていたので目印としてマカオを代表する建造物の一つといえるでしょう。
そして少し早めのランチ!ということでポルトガル料理屋さんに入りました。前を通りかかったところメニューがお店の前においてあり、日本語で書いてあったのでこちらのお店を選びました。ポルトガルのおしゃれな雰囲気のバルのようなお店で、自分が今どの国にいるのか分からないような状況になりました。伝統的な本場の味を体験してみたいと思い白魚のボイルを注文しました。しょっぱい。。これが本場の味!ということでいい経験になりました。
マカオは、やはりヨーロッパ諸国の支配下にあった地域なので文化が根強く残っているようです。西洋と東洋の文化が混ざり合い独特の文化となっているマカオではその特異性が認められ世界遺産に登録されています。マカオ歴史地区として指定されている場所は30か所もあります。支配していたポルトガルからしてマカオは貿易地点として重要な地点に位置し、東と西の美意識を残し、技術を後世に残す歴史的に意味のある公共建築の集合体とされています。ということで、世界遺産の登録基準のご紹介!マカオ歴史地区は、一つでも認められれば世界遺産に登録される条件の中で4つの条件を満たしており、世界的に見ても価値の高い遺産であると言えます。
- (2)ある期間を通じてまたある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3)現存するまたは消滅した文化的伝統的または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- (4)人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (5)ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用も際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わり合いの際立った例。
土地的には小さい国ながら重要な役割を果たしている国なのだなと感慨深い気持ちになりました。観光客はアジア系の人が多いように思いましたが、欧米の方々からはマカオという国がどのように映っているのか気になりますね!
そして甘いものを求めてまた歩きます!ホテルのアフタヌーンティーにお邪魔しました。本格的なホテルのケーキを食べた感想はここをクリック!
スイーツを完食したら、いよいよやることがなくなったので、のんびり船着き場まで歩いて帰ります。船着き場まで歩いていく道中に変わったキラキラのモニュメントを見つけたので写真に収めました。
再び船旅を経て香港に戻ります!利用した船の詳細や様子はこちらからどうぞ!
tabi.love-letter
社会人になると仕事を理由に好きなことや行きたいところへ行くことが制限されてしまう毎日。リフレッシュしたいという気持ちから、海外旅行に行くことで日々のストレス発散をしている私の活動日記です。SNSで眺めて行った気になるのではなく「リアルに触れる旅」をテーマにしています。英語も話せないどころか、うかっり者の私が一人旅に挑戦しています。このサイトを見に来てくださった方が、少しでも海外旅行に興味を持ち、非日常の世界に自分を連れ出す勇気を与えられればいいなと思います。